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『避けきれずに大きな石を轢いてしまった後でした。プッシューと音がして警告灯がともり、スピードモンスター1はパンクを認識しました。超ど田舎の1本道で悲惨な位前後にはなにもありません。今回レンタカーを借りた時、緊急ロードサービスのオプションをわざわざ断りました...。念のため、レンタカー会社に電話してみましたが、無情にも自分で直してくれとの事。』
『そしてスペアタイアを探したのですが、どこにもありません。なんと運転席と助手席の中間位の真下に取り付けてありました。 おいおい、どうやって取るんだよ!とモンスター1は怒りましたがしかたありません。コンパートメントからジャッキ、折りたたみ式のロッド、万能取っ手、と三種の神器を取り出して作業に取り掛かります。』
『まずは、タイヤを外さないと始まらないので、モンスター1がジャッキを使って地道に車体を浮かせます。 炎天下の作業で汗がだくだく出てきます。 この黒いバーが大活躍する万能取っ手ですが、ここでは非常に扱いづらく、モンスター1は必死です。 1回で半周しか回りません。』
『これさー、違うんじゃないの?そっちの棒みたいなの使った方が、早く回るんじゃないの、とぶつくさ言いながらモンスター1は汗だくで作業します。 モンスター2ももちろん一緒に汗だくで声援を送り、決死の写真撮影です。』
『車体が浮いてから、車の下にもぐったモンスター1はスペアタイアの取り外しに悪戦苦闘。 しかし全然外れる気配が無いので、ここで初めてマニュアルを見ると、なんと車の内部からロック! そして折りたたみのロッドがここで初めて活躍。 なるほど!』
『これがクローズアップね。 運転席と助手席の間にボルトが隠れていて、それをまわすと下のタイヤが外れる仕組みになっています。 止まるまでまわし切れと書いてあるので、延々とまた回します。 スペアタイヤはワイヤーでつながれてカバーごと下から取れる様になっています。』
『ワイヤーで繋がれたスペアタイヤをずるずると引きずりだして、カバーを外します。 ちょうつがいが実に機能的に出来ており、ワンタッチでスポンと外れます。 モンスター2が機能美に感動している間にモンスター1は着々と前輪を外します。』
『あ、ちょっと待って!タイヤ取った所写真に撮りたいよ! ブレーキディスクむき出しの所さ!とモンスター2が言いましたが、モンスター1は聞く耳を持ちません。 半分トランス状態でもくもくと作業を進めます。』
『待って待ってたら、ディスク見えないじゃん!いったん外そうよ!とモンスター2の必死のリクエストは届きません。 あまりの暑さで、一刻も早くパンクを直す、と言う一種の催眠状態に陥ったモンスター1に作業逆行はありえません。』
『完全に無視されたモンスター2に出来る事は、パンクしてしまったタイヤの撮影です。 見えるでしょうか? ホイールのふちが内側にねじまがって、タイヤにヒビが入っています。 いやー、相当でっかい石だった。 本当に。 この車、新しいのにいきなりやっちゃったなぁ。』
『ボルトは対角線に締めてっと。 滝のような汗を流しながらモンスター1はタイヤ交換を完遂。 心なしか恍惚としたその目は、下手したら脱水症状直前の危険なサイン? とにかくひとまずまた走れる様になりました。』
『パンクしたタイヤは後部座席に積んで出発です。 そしてこれが現場写真。 スペアタイヤには、80キロ以上で運転しないで、と警告が書いてありましたが、120キロ位で最寄のレンタカーまで代車を受け取りに行きました。』